先に答え。 2026年の立春は2月4日5時02分、啓蟄は3月5日22時59分です。どちらも日本の中央標準時。2026年の節分は立春の前日、2月3日です。国立天文台の令和8年暦要項で日付と時刻を確認できます。
2026年9月29日の訂正:旧版では立春の時刻を「4時02分」、啓蟄を「3月6日頃」と書き、暦要項の発表時期も「毎年11月初頭」と誤記しました。引用した2026年版の発表日は2025年2月3日です。「二十四節気は旧暦ではない」と切り離す説明も不正確でした。旧版の共有カードは公開ページ・再投稿から外します。
2026年の24日付を一度に見る
次の表は国立天文台の2026年暦要項の日本時間の日付を、1月から12月へ並べたものです。節入りの瞬間が必要ならリンク先の時刻欄も確認してください。
| 月 | 節気と日付 | 節気と日付 |
|---|---|---|
| 1月 | 小寒 1月5日 | 大寒 1月20日 |
| 2月 | 立春 2月4日 | 雨水 2月19日 |
| 3月 | 啓蟄 3月5日 | 春分 3月20日 |
| 4月 | 清明 4月5日 | 穀雨 4月20日 |
| 5月 | 立夏 5月5日 | 小満 5月21日 |
| 6月 | 芒種 6月6日 | 夏至 6月21日 |
| 7月 | 小暑 7月7日 | 大暑 7月23日 |
| 8月 | 立秋 8月7日 | 処暑 8月23日 |
| 9月 | 白露 9月7日 | 秋分 9月23日 |
| 10月 | 寒露 10月8日 | 霜降 10月23日 |
| 11月 | 立冬 11月7日 | 小雪 11月22日 |
| 12月 | 大雪 12月7日 | 冬至 12月22日 |
「立春から大寒まで」は伝統的な並び方。一方、この表は2026年という暦年の順なので、小寒・大寒が最初に来ます。この2つは2026年2月の立春から始まる巡りの末尾ではなく、前年の立春から続く巡りの末尾です。
芒種の日付が違う理由
「別の表では6月5日なのに、ここでは6日?」 日付だけを比べる前に、表が使う時間帯をそろえます。国立天文台の暦要項にある2026年の芒種は、日本時間の6月6日0時48分です。
- 日本時間(UTC+9): 6月6日 0時48分。
- 同じ瞬間をUTC+8へ換算: 6月5日 23時48分。日本の時計から1時間戻すと、日付も前日になります。
香港天文台の節気時刻表はUTC+8で表示すると明記しています。上の23時48分は国立天文台の時刻をここで換算した値で、香港の表から別に転記した時刻ではありません。同じ節気が二度起きるのでも、片方を必ず誤記と決めつけられるのでもありません。
同じ入力を、二つの道具で比べる
次は2026年10月16日に公開中の道具へ入力して確認した例です。実際の家族の生年月日ではなく、次の練習用の日付を使えます。
- 日本語の道具で「新暦 → 旧暦」を選び、年2026・月6・日5を入力します。「次の節気」は芒種、6月6日、1日後です。
- 日だけ6へ変えると、芒種、6月6日、今日になります。「今日」は入力した暦日と同じという意味で、操作している現実の今日や、節入りの瞬間を過ぎたという判定ではありません。
- 英語の道具で「Gregorian → Lunar」を選び、Year 2026・Month 6・Day 5を入力すると、Grain in Ear、6月5日、Todayです。この英語版は中国暦側の暦日を使い、米国の現在地の時間帯へ変換する機能ではありません。
両版の言語を切り替えても入力値が引き継がれるとは限りません。同じ値を入れ直して比較してください。二つの結果は表示基準の差を確かめる例であり、天文台と同じ計算精度を保証する試験ではありません。道具は節入りの時刻を入力・表示しないので、6月6日の何時に季節が切り替わったかは暦要項で確認します。
予定へ写す前の確認メモ
他の年・資料でも、次の3点を一緒に記録すると比較できます。
- 何の資料か: 対象年・節気名・出典URL。2026年の表を翌年の予定へそのまま使わない。
- どの時間帯か: 日本時間か、UTC+8かなど。日付だけが違うなら、まず時刻とUTCの差を照合する。
- 何を知りたいか: その地域の暦日か、節入りの瞬間か。祭礼の開催日は節気の時刻だけで決めず、主催者の案内を確認する。
10月16日の補足範囲: この時間帯比較と再現手順を追加しました。上の日本時間24日付、9月29日の訂正、下の旧暦・風習の説明を別の基準へ置き換えたものではありません。新しい共有カードや動画の発行許可でもありません。
日付が一日ずれると、道具の答えも変わる
PiPiの日本向け旧暦・二十四節気ツールで2026年3月4日を選ぶと、次の節気は啓蟄3月5日・あと1日。3月5日は啓蟄当日、3月6日なら次の節気は春分3月20日・あと14日です。旧版の「啓蟄3月6日」を頼りにすると、3月5日の結果と食い違います。
この道具の「あと何日」は暦日の差です。3月5日の22時59分より前か後か、という時刻単位の判定ではありません。節入りの時分を確認する用途には国立天文台の暦要項を使ってください。
「旧暦ではない」だけでは説明が足りない
国立天文台の用語解説によると、二十四節気は太陽の見かけの位置、太陽黄経を15度ずつ区切る季節の目印です。月の満ち欠けを基準にした旧暦の月日と一対一で固定されるものではありません。そのため、西暦では似た時期に現れても、年により日付が前後します。
ただし「旧暦と無関係」ではありません。国立国会図書館の暦解説は、二十四節気が太陰太陽暦で閏月を置く基準にも使われたと説明しています。つまり「決まり方は太陽の位置」「歴史上は旧暦の仕組みの一部でもあった」が両立します。西暦の太陽暦そのものだと置き換える説明は避けます。
立春の前日に豆をまく、冬至に柚子湯に入る
2026年の暦要項には立春2月4日と雑節の節分2月3日が並んでいます。国立国会図書館は、節分がもとは四季にあったものの、後に立春の前日を指すようになり、邪気を払う行事があると説明します。豆まきをする日の確認には、立春の時刻を一日早めて読む必要はありません。
冬至は12月22日5時50分。冬至の日に柚子湯に入る風習は農林水産省の案内でも紹介されています。ただし、風習の説明を「入れば病気を防げる」という医学的な効果の保証としては読まないでください。
次に確認したいことが日付なら、 上の表で2026年の節気を探すか、日本向けツールに任意の日付を入れてみてください。正確な節入りの時分なら、 国立天文台の元表へ。別の年についてはその年の暦要項を見直してください。