妊娠週数 · 出産予定日
週ごとの発達
妊娠週数 計算
妊娠週数 計算
40週 · 1画面で

1回の入力で、 週数・予定日・健診スケジュール を1画面に。

サンプル
📐 起算日別 出産予定日の計算式
起算日計算式推奨ケース
最終月経開始日 (LMP)+ 280 生理周期が規則的 (28日)
排卵日+ 266 周期不規則 / LMP不明
体外受精 移植日 (3日胚)+ 263 体外受精 3日胚
体外受精 移植日 (5日胚盤胞)+ 261 体外受精 5日胚盤胞

日本の妊婦さんのための妊娠週数ガイド

本ツールは、最終月経開始日(LMP)・排卵日・体外受精(IVF)移植日のいずれかを起算日として、 現在の妊娠週数と出産予定日を計算します。すべての計算はブラウザ内で完結し、 入力された日付はサーバーに保存されません。

ネーゲレ法則 — 出産予定日の計算式

日本の産婦人科で広く使われるネーゲレ法則では、LMPに280日(40週)を加えて出産予定日を算出します。 平均28日周期を前提としているため、ご自身の周期が30~35日の方は実際の予定日が数日ずれることがあります。 9~12週に行う初期超音波での頭殿長(CRL)測定により、予定日は±5日以内に補正されます。

母子健康手帳の交付タイミング

妊娠届を市区町村に提出すると 母子健康手帳 が交付されます(通常6~10週頃)。 母子手帳には妊婦健診の補助券(14回分が一般的)が綴じ込まれており、 定期健診・検査の費用負担が大幅に軽減されます。引っ越しの際は新しい自治体への引き継ぎが必要です。

日本の妊婦健診スケジュール

  • ~10週: 母子健康手帳交付 + 初回診察
  • 11~23週: 4週間隔の定期健診
  • 16~20週: 超音波スクリーニング(任意)
  • 24~28週: 妊娠糖尿病検査(75g OGTT)
  • 24~35週: 2週間隔の定期健診
  • 36週~: 毎週の定期健診
  • 38~41週: 出産

出生前診断 — NIPT・コンバインド検査

日本では NIPT(無侵襲的出生前検査) は10~16週、 コンバインド検査(超音波 + 血液)は11~13週に受けられます。 いずれも染色体異常の確率を示すスクリーニングであり、確定診断には絨毛検査(11~13週)または羊水検査(16週以降)が必要です。 日本産科婦人科学会の認定施設で受けることをおすすめします。

トリメスターごとの注意点

  • 初期(~12週): つわりピーク。葉酸400μg/日推奨。カフェインは200mg(コーヒー2杯)以下。 生魚(寿司・刺身)とアルコールは避ける。
  • 中期(13~27週): 安定期。胎動を感じ始める(経産婦18週・初産婦22週)。 20週の精密超音波で性別確認可能。
  • 後期(28週~): 体重急増・腰痛。出産バッグの準備、産休・育休手続き。

NIPT vs コンバインド検査 — どちらをいつ受けるか

母体血液で胎児の染色体異常をスクリーニングする検査は2種類あります。 NIPT(無侵襲的出生前検査)は母体血中の cell-free DNA を解析し、ダウン症候群・エドワーズ症候群・パトー症候群を高精度で選別。 コンバインド検査は超音波(NT)+ 血液マーカー(PAPP-A・β-hCG)を組み合わせた選別検査です。 いずれも スクリーニング検査であり、陽性の場合は絨毛検査(11〜13週)・羊水検査(16週以降)で確定診断が必要です。

  • NIPT: 10週以降 / ダウン症候群精度 99%+ / 自費 15〜25万円 / 日本産科婦人科学会認定施設で推奨
  • コンバインド検査: 11〜13週 / 精度約 85% / 自費 2〜5万円
  • クアトロテスト (4種血液): 15〜20週 / 精度約 80% / 自費 1〜3万円

胎児スクリーニング(精密超音波)18〜22週 — 30分〜1時間で見るもの

18〜22週の精密超音波(任意)は妊娠中で最も時間をかける検査です。頭部・脳・心臓・脊椎・腎臓・腹部・四肢・性器を 30分〜1時間かけて全てスキャンし、構造異常をチェックします。

  • 口唇口蓋裂 — 顔面精密画像で確認
  • 心室中隔欠損 (VSD) — 4-chamber view + outflow tracts
  • 水腎症 — 腎盂拡張の測定
  • 二分脊椎 — 脊椎配列・頭蓋骨形態
  • 臍ヘルニア / 横隔膜ヘルニア — 腹壁連続性

自費 1〜3万円程度。健診補助券でカバーされない自治体が多いので事前確認を。

妊娠糖尿病検査 — 75g OGTT の流れ

24〜28週の妊娠糖尿病検査(日本は75g OGTT が標準)は 8時間絶食後に空腹時採血 → 75g ブドウ糖負荷 → 1時間後・2時間後採血の合計3回。

  • 空腹時 92 mg/dL 以上
  • 1時間値 180 mg/dL 以上
  • 2時間値 153 mg/dL 以上

いずれか1つでも該当で妊娠糖尿病と診断。日本の陽性率は 5〜12%。診断時はまず食事療法(炭水化物分割摂取)から開始し、自己血糖測定を併用。コントロール不良時はインスリン療法へ。

GBS (B群溶連菌) 検査 — 35〜37週の重要性

35〜37週の GBS 検査は腟と直腸からの簡単な綿棒採取。陽性率 10〜30% と高頻度です。 問題は、陽性の妊婦さんが経腟分娩する際に新生児が産道で GBS に曝露すると 新生児敗血症・髄膜炎のリスクがあること。陽性時は分娩開始後 4時間ごとにペニシリン静注で新生児早期発症型 GBS 感染が約 80% 低減すると報告されています(CDC)。 破水・陣痛が先に来る可能性があるため 37週を超えないように予約を忘れずに。

IVF妊娠の場合 — 3日胚と5日胚盤胞の違い

体外受精で妊娠された場合、移植日時点の胚の発達段階が3日胚(分割胚)か5日胚盤胞かで 出産予定日の計算が異なります。本ツールはどちらにも対応しており、移植日齢を選択すれば正確に算出されます。 現在は5日胚盤胞移植が主流で、LMP換算では移植日から19日を引いた日が起算日となります。

妊娠週数計算でよく混同される 3 つのポイント

1. LMP vs IVF vs 超音波 — 3 つの基準で異なる週数が出る

日本の産婦人科では通常 LMP(最終月経開始日) を第一選択とし、Naegele の式(LMP + 280 日)で 分娩予定日を計算します。IVF(体外受精) は胚移植日 + 14 日補正(胚盤胞の場合)で 最も正確。超音波(CRL、妊娠 7〜13 週) は LMP 推定との差が 7 日以上の場合に超音波基準で EDD を修正します(日本産科婦人科学会·ACOG 共通推奨)。本ツールが 3 つの入力を受け付けるのは、妊婦さんごとに どの基準が最も正確か異なるためです — 月経周期が不規則(28 日でない)な方は LMP の精度が下がり、 超音波が優先となります。

2. 出産予定日は ±2 週の誤差が正常 —「予定日に生まれない = 遅れ」ではない

日本産科婦人科学会·ACOG ともに 出産予定日 ±2 週(妊娠 37〜42 週)を正期産 と定義しています。 実際の単胎妊娠の約 80% が 38〜40+6 週で出産、初産婦の中央値は EDD + 約 8 日(妊娠 41 週 1 日)という 研究があります(Jukic 2013, Human Reproduction)。「予定日を過ぎても生まれない」は正常範囲内でよくあること。 妊娠 42 週以降が「過期妊娠」として誘発分娩の本格検討対象。本ツールの EDD は平均値で、第 1 子·第 2 子、 体質、子宮頸管の状態により ±1〜2 週は普通に発生します。

3. 「妊娠 10 ヶ月 ≠ 40 週」— 週数·月数換算は 4.4 倍

日本では「妊娠 10 ヶ月」と言うと 40 週をイメージしますが、暦の 1 ヶ月 = 4 週ではありません (12 ヶ月 × 4 週 = 48 週 ≠ 52 週)。妊娠医学の標準は 週数優先 — 40 週 = 280 日 = 約 9 ヶ月 7 日 (暦基準)、または「妊娠 10 ヶ月(妊娠月 = 28 日)」。母子健康手帳に「△ヶ月目」と「△週」が両方表記されるのは このため。妊婦健診·投薬判断·NT(11〜13 週)·形態スクリーニング(18〜22 週)はすべて 週数 基準 なので本ツールの週数カードを優先してください。本ツールは週数·日数·月数すべて同時表示します。

⚠️ 本ツールは教育目的であり、医療相談に代わるものではありません。 正確な診断・スケジュール・体調変化については必ず産婦人科医にご相談ください。 出典: 日本産科婦人科学会 / 厚生労働省母子保健事業 / 日本産婦人科医会。